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多頭飼いで犬のケージは分けて配置?2匹用でひとつ?一番ダメなのは2段重ね置きで危険!
多頭飼いなら、犬のケージはどうする?分けて置くべき?
犬を多頭飼い
二匹目の犬用ケージも用意するのが安全だけど、メリット&デメリットがあります
2匹目を迎えて多頭飼いを始めるとき、ケージをどうするかは悩みの種ですよね。
私はまず2匹の小型犬を飼い始め、その後もう1匹迎えて、現在は3匹多頭飼いしています。
今は放し飼いしつつ、ケージも併用していますが、最初は試行錯誤しました。
我が家の場合、先住犬の2匹は元々4つ仔でとっても仲良しでしたから、ケージひとつで問題なし。
でも、そこに来る新入り犬用にケージを買い足すべきか。
そしてケージの置き方も、とても迷いました。
そこで今回は、多頭飼いで犬のケージはどうしたらいいかを掘り下げます。
2匹目のケージを用意するメリット&デメリット、ケージの置き方、2段置きケージのリスクなど。
もちろん、多頭飼い中の我が家でのケージ事情(過去と現在・置き方)も紹介しますね。
\おなかイッパイ、食べさせてあげたい!/
2匹目の犬にもケージは必要!その理由は・・・
2匹の先住犬に3匹目を迎え入れた実感として、2匹目(新入り犬)用のケージは必要です。
その理由はシンプルで、犬同士が仲良しかどうかは、多頭飼いしてみないとわからないから。
我が家は新入り犬用ケージは用意せず、2匹用のケージを使い続けていますが、それで大丈夫だったのは結果論です。
(犬それぞれにケージを買うか、真剣に悩んでもいました)
犬同士がとても相性が良ければ、ケージをひとつに減らすことは簡単。
でもその逆、犬同士がいがみ合ってから、関係を修復するのはすごく難しいんですよね。
特に、一人暮らしで犬を多頭飼いするなら、お留守番も長時間です。
その状況で、最初から「2匹(3匹)いっしょのケージ」を使ってしまうと、こんなリスクが・・・。
【先住犬と新入り犬をいっしょのケージで飼うリスク】
- 犬同士のケンカが増える
- ケンカがエスカレートして怪我する
- 弱い立場の犬に逃げ場がない
- 犬同士の相性が悪いとストレスが大きい
私の場合、このことを甘く見ていまして、失敗したなと感じています。
というのも、先住犬の一匹と新入り犬は、仲良くなるまで2年近くかかったからです。
犬を多頭飼い
最初から専用のケージがあれば、衝突せずに徐々に仲良くなったのかも・・・と
次に新入り犬を迎え入れるときは、その犬用の専用ケージを用意する予定です。
犬のケージを分けて配置するメリット
いっしょのケージを共有せず、先住犬と新入り犬のそれぞれにケージを分けて配置する。
そのメリットについて、もう少し掘り下げてみます。
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犬のプライベートスペース・避難場所になる
犬を放し飼いするときも、ケージは置いてあげてね
これは、かかりつけ獣医さんに常々言われていることです。
その理由は、ケージが犬専用のプライベートスペース(居場所)であり、逃げ場所にもなるから。
事実ウチの犬たちも、聞きなれない音がしたり、爪切りを見ると、ケージへ一目散に飛び込んでいきます。
ただ・・・(余談です)。
よくよく観察していると、犬自身も知恵をこらして、居場所を開拓している様子ですね。
もちろん最終的な逃げ場所として、不動の地位から揺るがないのはケージ。
ですが、「ちょっと怖い」「宝物を隠す」「リラックスするだけ」などシチュエーションに合わせて、犬なりに居場所を分けている気配なのです。
例えば、ぼたん。
以前はケージに何でも持ち込んでいましたが、最近では部屋の角に「イイもの」を隠しています。
(飼い主のハンカチとか)
そしておもしろいのは、他の犬たちがそこを荒らさないこと。
犬たちのルールとして、「プライベートスペース」を尊重する決まりがあるのでしょうか。
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留守番中の安全(犬同士のケンカ防止)
多頭飼いを始めたばかりで、慣れていない犬同士。
あるいは、犬の相性が微妙な場合。
犬だけのお留守番中、大ゲンカに発展して怪我するリスクがあります。
また飼い主(ボス)がいない環境では、弱い立場の犬に居場所がなくなることも・・・。
犬を多頭飼い
犬社会の序列は、時にシビアです
犬たちを慣れさせるのは、飼い主がいつでも対応できる状態で。
飼い主不在の留守番中は、先住犬も二匹目の新入り犬もそれぞれケージで過ごさせ、物理的に離しておくのが無難というわけです。
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しつけのタイミングが取りやすい
多頭飼いで難しいのは、それぞれの犬にコマンドを覚えさせる「しつけ」です。
1匹に教えている間、他の犬がチョロチョロしていると台無し。
特にご褒美におやつを与える方法だと、関係ない犬も興奮したりして、もう収拾がつかないですよね。
ただ犬それぞれにケージがあれば、1匹ずつ出して「しつけ」できるわけです。
さらに、ケージに布をかけて目隠しすると、順番待ちの犬も落ち着いて過ごしやすいです。
犬のケージを分けて配置するデメリット
先住犬だけでなく、2匹目の新入り犬にもケージを与えて配置すれば、確かにメリットがたくさん!
でももちろん、デメリットもあるわけで・・・。
長時間の留守番には適さない
1匹用のケージは、犬が寝そべって寝返りが打てるくらいのサイズが目安です。
トイレトレーを中に置くタイプでも、犬が自由に歩き回るような広さはありません。
そうなると、犬は寝て過ごすしかないわけで・・・。
犬だけのお留守番が6時間を超えるなら、歩き回れるくらいのスペースが必要だよ
これはかかりつけ獣医さんの意見ですが、狭いケージで過ごすのは、もっと短い時間でも辛そうです。
ケージでじっとしている時間が長ければ、犬にストレスが溜まり、運動不足にもなります。
その結果、余ったパワーを発散させるために、犬のイタズラが増えていく・・・。
一人暮らしや共働きなど、犬に長時間のお留守番が必要なら、ケージだけで過ごさせるのはデメリットも大きいと感じます。
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ケージは場所を取る
実際に手に取ると実感しますが、犬用ケージは大きいです!
ウチはミニチュアダックス系の小型犬ですが、寝そべって寝返りが打てるサイズだと、座布団3枚近く。
そしてトイレトレーを置けるタイプなら、1畳近い広さです。
1匹だけならまだしも、犬2匹・3匹それぞれのケージを配置すれば、部屋のひと区間を占有するイメージ。
しかもケージの上には、物をあまり置けないので、かなりの圧迫感です。
多頭飼いで、犬それぞれにケージを用意するためのハードルは、まず部屋の広さの問題だと思います(実感)。
犬のケージの置き場所は?隣同士に設置するべき?
多頭飼いで犬2匹目にもケージを用意するなら、どんな配置・置き方が良いのか。
シチュエーションで分けて紹介しますね。
多頭飼いを始めたばかり:ケージ同士を離して設置する
多頭飼いを始めたばかりは、犬の相性は未知数です。
犬同士も緊張しているし、先住犬には「縄張りを守らなきゃ」という意識もあります。
慣れるまでは別の部屋にケージを置いたり、ひとつの部屋なら対角線上に離して設置するのが無難ですね。
ちなみに新入り犬を迎え入れて数日は、こんな方法もおすすめです。
【先住犬と新入り犬を対面させる方法】
- 新入り犬はケージ内で過ごさせ、先住犬だけまずはケージから出す
- 先住犬が自由に新入り犬を見に行けるようにする
- ケージ越しに対面させ、お互い威嚇しないようなら、新入り犬もケージから出す
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犬同士が仲良し:ケージは並べて配置
犬同士が仲良しだったり、一匹がさみしがりの犬なら、ケージは隣同士に並べて置いても大丈夫。
ケージ越しにお互いを確認したり、鼻を突き合わせて、コミュニケーションが取れます。
飼い主側の都合としても、一番場所を取らず、インテリアとしても邪魔になりません。
ただ窓のすぐ下だったり、壁越しに人間のトイレがあると(水音がうるさい)、犬が落ち着けないのでご注意を!
犬同士の相性が悪い・慣らしたい:ケージは対面に設置
犬同士の相性がイマイチだったり、先住犬が新入り犬を威嚇する場合は、対面にケージを設置。
そしてケージとケージは離して、空間を作るのも選択肢です。
お互いの姿は見えるけど、すぐ近くではない。
一緒の空間(部屋)で過ごすことに、徐々に慣れさせていく・・・というわけですね。
威嚇しないようになってきたら、ケージを隣り合わせに置いたり、サークル内で過ごさせるようにします。
ただ、あまりにも相性が悪く、頻繁に流血するようなケンカに発展するなら、ケージの配置だけでは解決できません。
飼い主がずっと側にいるとか、専門家に教わって攻撃制御のしつけをするか。
いずれにしても、一人暮らしの多頭飼いではすごくハードルが高いです。
なので事前に先住犬と新入り犬(候補)を何度も会わせたり、多頭飼いに向かない犬・犬種を避けるのが肝心です。
飼われる立場の犬のためにも・・・。
【チェック!】多頭飼いに向かない犬種や組み合わせで後悔?ピットブルも!犬2匹目で失敗しない選び方
犬のケージを2段置きするのは危険!
部屋が狭いし、小型犬だし、2段ケージなら良いかも!
SNS上では、犬のケージを2段重ねした画像も見かけます。
マンションなど限られたスペースで、小型犬を多頭飼いする場合に「2段ケージ」を提案するネット記事もありますが・・・。
犬を多頭飼い
個人的には、全くおススメできません!
その一番の理由は、やっぱり「地震」です。
日本で暮らす以上は、地震は起こるものと考えるべきです。
気象庁の統計によると、2021年に国内で発生した地震は2千424回。
そして2016年の地震回数は、なんと6千587回!
災害級でなくても、震度1~2や観測値に反映されないレベルの地震は日常茶飯事です。
ちなみに地震のときは遠心力が働くので、床から高さのあるものほど、大きく揺れます。
2段ケージの上段にいる犬は、相当な恐怖だろうな・・・、と。
さらに2段ケージそのものが倒れる可能性もあります。
そもそも2段ケージ(上段)の場合、扉を開けても、犬だけで出入りが出来ません。
自分ひとりで出入りできない高さで、ずっと過ごすのは快適ではないでしょう。
犬の2段ケージ(2階建てケージ)は、個人的には「ナイなあ・・・」と考える選択肢です。
(ペットホテルも、ケージを重ねるところは避けています)
ひとつのケージで多頭飼いするなら、サークルを併用がおすすめ!
2匹目のケージは置く場所がない。
留守番の時間が10時間くらいなので、ケージに閉じ込めるのは不安。
そんな事情があるなら、「ケージとサークル」、あるいは「クレートとサークルの併用」も選択肢です。
ケージは、「犬の小さな部屋」のようなもの。
一方で「サークル」は、人間の部屋の一部を区切って、犬のスペースを作る囲いや柵です。
そしてクレートは、「犬の身体サイズの箱」。
ケージは他の犬と共用でも、サークル内の別の場所で過ごせる。
あるいは、ケージほどは場所を取らず、クレートでプライベートスペースを確保できる
(サークル内で身体を動かしつつ)。
犬を多頭飼い
ケージと放し飼いの「イイとこどり」に近い環境を作れるわけです
そして我が家も、新入り犬ぼたんを迎え入れてしばらくは、「ケージ+サークル方式」でした。
これは以前住んでいた貸家で、私が一部DIYした犬スペースです。
(当時の写真が残ってなくて、これはペット用カメラ「Furbo」の画像です)
犬2匹用のケージと、その対面に小型のケージをひとつ。
その二つのケージは離して、サークル内に設置していました。
ちなみにサークルは二つ買って、DIYで合体させています。
しかも和室に設置したので、本当にいろいろ大変でした・・・。
現物はこれ(トムキャットのサークル)で、引っ越した現在も現役です。
本当に造りがカッチリしていて、ジョイントは渾身の力を振り絞って分解しました。
今は仲良くなった我が家の先住犬2匹と新入り犬も、最初の2年弱はしばしばケンカしたものです。
特に、先住犬(茶々)とぼたん(新入り犬)。
新入り犬ぼたんから挑発し、流血沙汰の大ゲンカになったこともありました。
その頃も、犬だけのお留守番は10時間以上がほぼ毎日。
ケージに閉じ込めておけず、苦肉の策がこの犬スペースだったのです。
ちなみに現在は、引っ越しを機に放し飼いに移行しました。
【チェック!】長時間の留守番は、ケージより放し飼い?1人暮らし・多頭飼いの我が家の方法
ただ犬たちを放し飼いしつつ、ケージも現役で使っています。
【まとめ】多頭飼いで犬のケージは分けて配置?2匹用でひとつ?一番ダメなのは2段重ね置きで危険!
多頭飼いするなら、犬のケージはどうするか。
2匹目のケージも買うか、先住犬といっしょで良いか、リスクにメリット&デメリットを紹介しました。
またケージを複数使うなら、隣同士や離して置くなど、状況によって配置のコツがあります。
そしてケージを分ける代わりの方法として、サークルやクレートを併用するのも選択肢です。
ただし個人的にお勧めしないのは、犬用の「2段ケージ」。
多頭飼いするなら、犬自身の快適さも大切にしたいなあと思うのです。
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