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犬の留守番はケージフリー?それともリビングで放し飼い?多頭飼いの我が家の方法
ひとり暮らしで犬を多頭飼いするとき、まず心配なのは日中のお留守番です。
飼い主が仕事に行けば、家は無人。
犬たちだけの時間です。
それも、けっこうな長時間・・・。
私の場合は、繁忙期だと勤務時間が15時間近くなったこともあります。
もっとも現在では転職したので、通常の不在時間は9時間前後でしょうか。
ひとり暮らしで犬たちで暮らす以上は、長時間のお留守番は避けられません。
では犬たちだけで過ごすには、どんな居場所が良いのでしょうか。
ケージに入ってもらうか、放し飼いの方が良いのか。
今回は、犬3匹と暮らしつつ、私自身が工夫していることをご紹介します。
\おなかイッパイ、食べさせてあげたい!/
犬のお留守番はどこがオススメ?時間に合わせて3パターン考えよう
お留守番とひとことで言っても、短いものから10時間超えまでイロイロです。
我が家の犬たちが子犬の頃から、様々に試行錯誤をしてきました。
その結果、ひとり暮らしの多頭飼いで重要だったのは、やっぱりこれです。
犬自身が自分の気分で、居場所を選べること
それをふまえてお留守番に活用しているのは、この3パターンです。
- クレートやケージ
- サークル
- リビングルーム(放し飼い)
今のところは、一日中リビングで放し飼いをしていますが(つまりリビングフリー)、ケージやサークルも現役。
順番にみてみましょう。
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短時間の犬のお留守番には、クレートやケージが向いている
クレート・ケージを犬のお留守番に使ってみた
※これがクレート
クレートは、基本的には犬1匹用。
プラスチックなど軽い素材で出来ていて、動物病院へ行くときの移動にも使えます。
※これがケージ
ケージは、人間で言うと「コンテナハウス」みたいなもの。
数匹が一緒に過ごせたり、トイレトレーを設置できる広さもあります。
入り口を閉めて、クレート・ケージ内だけで過ごす場合は、短時間のお留守番に向いています。
やはり狭くて、犬は全然動けませんからね。
せいぜいお昼寝をするしかないでしょう。
我が家の犬たちは、文句を言わないものの、ちょっと辛そう・・・。
なので、クレート・ケージだけで過ごすお留守番は、早々に卒業しました。
ただ不安を感じると、犬は狭いところに避難する習性があります。
そんなときクレートやケージは、いつでも逃げ込める安全地帯に早変わりです。
現在の我が家では放し飼いをしていますが、ケージも部屋の隅に設置しています。
出入り口は開放していますから、お留守番中は犬たちの気分で、出たり入ったりしているようです。
クレートやケージのお留守番で、注意すること
クレートやケージをお留守番に使用するときは、設置場所に注意が必要です。
直射日光が当たる窓の下や、暖房の行き届かない場所はNGですね。
クレートやケージには、暑さ・寒さを遮断するほどの性能はありません。
しかも狭い空間なので、犬が態勢を変えたり、居場所をずらすなど、体温調整をすることは難しいです。
また人通りの多い道路側や玄関ドアの近くなど、騒がしい場所も避けた方が無難です。
鼻だけでなく、聴覚もするどい犬ですから、音の刺激にも敏感。
賑やかすぎる場所では(しかも飼い主も不在の留守番中)、気持ちが休まるヒマがないのです。
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犬の留守番でサークルを使うなら、広さはどれくらい?
サークルを使ってみたら、3畳では狭かった
※これがサークル
犬用のサークルはケージよりももっと広く、トイレや寝床をきっちり分けて設置することができます。
リビングルームの一角をサークルで区切り、犬専用スペースとする例も多く見かけますね。
私と犬たちの暮らしも、以前住んでいた貸家では、このサークルスタイルでした。
ただ、やっぱり狭いのです。
犬たちは少し歩いたり、ウーンと身体を伸ばすことはできますが、駆けっこはできません。
特に3匹いっしょとなると、小型犬とはいえ、大きめのサークル(3畳)でも狭く感じました。
ひとり暮らしでは、犬だけのお留守番も長い時間になります。
毎日お散歩に出かけたとしても、犬としての運動量は、足りないかも・・・。
そこで引っ越した先では、リビングで放し飼いにすることに決めたのです。
現在サークルは、トイレスペースを区切るために使っています。
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サークルのお留守番で、注意すること
犬たちをサークルでお留守番させるなら、こんな工夫が必要です。
(どれも、実体験の教訓です)
【サークルで犬をお留守番させるときの注意点】
- サークルは、犬が飛び越えられない高さにする
- サークルの近くに引っ張り込めるようなモノを置かない
- 壁とサークルを密着させない
サークルの高さが低いと、犬が脱走できます(いえ、脱走しようとします!)。
最悪なのは、脱走を試みての失敗。
宙ぶらりんになったり、身体の一部がひっかかってしまうことです。
その状態で長時間の放置となれば(何しろお留守番中です)、命だって危ないでしょう。
またサークルのすぐ近くに、布モノや紙・書類、フードなどを置いたままにすると・・・。
犬がサークル内に引っ張り込んで、おもちゃにします!
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そして犬の鼻先が届く位置に壁があると、引っかいたり、歯で掘ってしまいます。
これは全部、私自身が経験済みで、貸家を退去するときに弁償しました。
犬の長時間のお留守番は、放し飼い(リビングフリー)が最高
犬をリビングフリーで放し飼いする方法
家全体、フロア全体で放し飼いにするご家庭もありますが、一般的なのは「リビングでフリー」でしょう。
我が家も、リビングダイニング(キッチン含む)で、放し飼いをしています。
これは、お留守番中もそのまま。
犬たちは体調や気分に合わせて、好きなところで過ごせていますね。
ちなみにリビングの隅には、クレート・ケージを設置。
またリビングの一角をサークルで仕切って、トイレスペースとしています。
ペットカメラで時々観察していますが、自由でなかなか楽しそう。
犬たちは部屋中を走り回っているときもあるし、2匹がぎゅうぎゅうになって、クレート内で寝ているときもあります。
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犬のお留守番をリビングフリー(放し飼い)するときの注意点
室内で放し飼いするとき、一番心配だったのは、犬が異食(拾い食いやイタズラ)をすることでした。
- 家具をかじって破片を飲み込む
- ラグやクッションの切れはしや中綿を飲み込む
- 電気コードをかじる
- 植木を食べる・・・
例を上げれば、キリがありません。
ということは、犬にイタズラしそうなものは、最初から片付けておくしかありません。
必要なモノは最小限に、無駄なものは置かない。
少なくとも床や高さ1mくらいの範囲では、飼い主はミニマリストになるしかないです。
家族がいれば、彼らの協力も必要ですが、これはなかなか難易度が高い。
室内に犬を放し飼いするのは、「おひとりさま」こそ一番の近道かもしれませんね。
【結論】犬の長時間のお留守番は、放し飼い(リビングフリー)がベスト!
犬3匹を多頭飼いしつつ、いろいろ方法を試してみて、やっぱりお留守番は「室内フリー(放し飼い)」がベストでした。
それがわかったので、犬を放し飼いするために、現在の自宅に引っ越ししています。
小さいけれど戸建てで、1階はリビングダイニング(キッチン)のみ。
ひとり暮らしなので、自分の判断で全部動けることも、放し飼い実現の後押しになりました。
危険なものを片付けたり、粗相をした場合の処理が大変など、飼い主側の手間はかかります。
引っ越し後の1か月ほどは、お留守番中にトイレの失敗も続きましたし・・・。
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でもそれ以上に、犬が自由に過ごせることに価値があるなあ、と。
縁あってウチに来てくれたので、犬たちが楽しく過ごしてほしいと思うのです。
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