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AirTag(エアタグ)を犬につけてみた!GPSとの比較や弱点もレビュー【迷子犬防止グッズ】
我が家は犬3匹に、AirTag(エアタグ)を装着してます!
- 散歩の途中、愛犬が逃げてしまう
- ドアを開けたら、犬が飛び出して迷子になった
犬と暮らす飼い主にとっては、メガトン級の悪夢ですよね。
私は今、クロ・茶々・ぼたんの3匹の犬たちと暮らしています。
その中の一番ちびちゃん「ぼたん」が行方不明になり、1週間ほど見つからなかったという経験をしました。
それは2021年6月のこと。
いろんな人の力を借りて、1週間後に見つけ出すことができましたが、もう生きた心地がしませんでした。
その時、何度も何度も思ったのはこれ。
ウチの犬に発信機がついていたら良いのに・・・
そこで現在では、我が家の犬たちには、外出時はAirTag(エアタグ)を装着しています。
AirTag(エアタグ)とは、アップル社が発売した落とし物探しツール。
GPSのような働きをすることで話題になりました。
このAirTag(エアタグ)、もちろん犬にも使えます。
そして迷子犬防止グッズとしても、とっても優秀だったので、使用感をレビューします。
GPS発信器との違い性能比較や、AirTag(エアタグ)の弱点もまとめました。
\おなかイッパイ、食べさせてあげたい!/
迷子犬を探す難しさとは?~AirTag(エアタグ)を犬につける理由~
逃げた犬・迷子犬を探す難しさは、まずこれです。
- 犬の行動範囲は、キロ単位の広さ
- 犬が隠れる場所は、世の中に無数にある
犬はどこでも隠れてしまうから、見つけ出すのは本当に難しいことでした・・・
ウチの犬が逃げたのは、札幌市内の住宅地。
中心部にも近いエリアだったので、交通量の多い道路も通っています。
戸建てもアパートもたくさんあって、ちょっとした村くらいの人口はあるはず。
6月なので草木は生い茂り、庭先も公園も繁みがいっぱい。
しかもウチの犬は小型犬だったので、隠れる場所が無数にある状況だったのです。
犬ですからその気になれば、小型犬でも10㎞くらい移動できます。
毎日探しに行きましたが、探すべき場所が多すぎ。
気持ちは焦るも足が追い付かず、絶望して帰宅するの繰り返しでした。
半径10m以内くらいでも、居場所が特定できれば、徹底的に探すのに
それがわからないから、広く浅く捜索するしかありません。
街角をひとつ曲がるたびに、今まで探した場所に未練を感じ、足がすくみました・・・。
そしてウチの犬をやっと見つけ出したとき、私は心に決めていました。
今後は、必ず発信機をつけて外出する
そこで色々調べた結果、選択肢は二つです。
- GPS発信機
- AirTag(エアタグ)
そして最終的に選んだのはAirTag(エアタグ)だったのです。
まずAirTag(エアタグ)を迷子犬探しに使うメリット、そしてGPS発信機を選ばなかった理由を紹介しますね。
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AirTag(エアタグ)とは何か
AirTag(エアタグ)とは、これです。
【画像:AirTag(エアタグ)】
【AirTag(エアタグ)の特徴】
- Apple(アップル)社で発売した紛失防止タグのこと
- 財布やバッグなど失くしたくないものに装着
- 紛失したときに、アラームを鳴らして場所を知らせてくれる
- スマホアプリで位置を確認できる
- 専用アプリはiPhoneだけでなく、アンドロイド用もある
- 月額利用料金は必要ない
「あれ、どこにやったっけ?」
これを解決してくれる便利アイテムが、AirTag(エアタグ)なのです。
通常は、カギやカメラ、スマホの充電器、財布などに装着する例が多いそうですね。
小さい子供に持たせて、迷子や連れ去りを予防する親御さんもいます。
犬に装着するとこんな感じ(別売りカバーをつけてます)。
【画像:犬に装着したAirTag(エアタグ)】
そしてAirTag(エアタグ)は、使い方も簡単。
【AirTag(エアタグ)の使い方】
- AirTag(エアタグ)と自分のスマホを紐づけ登録しておく
- iPhoneは「探す」アプリ、アンドロイド携帯は専用アプリを起動
- AirTag(エアタグ)の場所が表示される
- iPhone11以降なら、方向と距離が10㎝単位で表示される
- アプリを操作すれば、AirTag(エアタグ)のアラームを鳴らせる
ちなみにAirTag(エアタグ)は、GPS衛星を利用していません。
AirTag(エアタグ)から発する電波をスマホが探知する仕組みなのです。
だからAirTag(エアタグ)が位置情報を拾える範囲は、広くても9m程度。
あくまでも、身近な「探し物」用の便利グッズですね。
え?じゃあ、犬が外に飛び出していったときはどうするの?
散歩途中で逃げられたら、もうアウトじゃん。
そう思いますよね。
(私は思いました)
ですが、AirTag(エアタグ)には、ウルトラ機能が他に2つ備わっています。
それが、迷子犬を探すのにピッタリなのです。
AirTag(エアタグ)が犬探しにおすすめな理由【迷子犬防止グッズ】
AirTag(エアタグ)は、他人のiPhoneを利用して位置確認
AirTag(エアタグ)のウルトラ機能、それはこちらです。
他人のiPhone経由で、AirTag(エアタグ)の位置情報を発信すること
AirTag(エアタグ)は、近くにある他人のiPhoneやiPadに勝手につながります。
(専用アプリを起動したアンドロイド携帯も含む)
これは、UMB(超広帯域無線)を利用しているから。
ユーザー登録した私のiPhoneだけでなく、知らない人のiPhoneなども、私のAirTag(エアタグ)情報を拾ってくれるわけです。
つまり私がAirTag(エアタグ)から遠く離れても、私のiPhone上では、AirTagの位置情報が表示され続けるのですね。
これを迷子犬を探す状況にあてはめると、こうです。
【逃げた犬の位置情報をAirTagで拾う仕組み】
- AirTag(エアタグ)をつけたまま、私の犬が遠くに走っていく
- iPhoneやiPadを持っている誰かの「9m以内」に犬が近づく
- その誰かがAirTag(エアタグ)の位置情報をキャッチ・発信
- 私のiPhoneには、逃げた犬の位置情報が表示される
これは、実際に自分で実験して実証しました(記事後半にまとめています)。
【AirTagつけて旅行に行こう】北海道で犬2匹と泊まれるホテル8選!ドッグラン付き宿に厳選して解説【2022最新】
AirTag(エアタグ)には、紛失モードがある
AirTag(エアタグ)には、「紛失モード」があります。
「紛失モード」とは、AirTag(エアタグ)を受信したiPhoneやスマホに、メッセージを表示させる機能ですね。
【AirTagの紛失モードで迷子犬を発見する仕組み】
- AirTag(エアタグ)をつけた迷子犬がウロウロ
- 偶然、誰かのiPhone・スマホが位置情報を受信
- そこに私の電話番号とメッセージを表示できる
こんなことが可能なのです。
電話番号ではなく、SNS(Twitterなど)のアドレスでも良いですね。
ちなみに、AirTag(エアタグ)の「紛失モード」の設定は簡単です。
【AirTagの紛失モード設定のやり方】
- アプリに電話番号やメッセージなどを登録
- 「検出時に通知」オプションをオンにしておく
ね、シンプルでしょう。
「検出時に通知」オプションをオフにしておけば、こちらの連絡先が公開されることもありません。
迷子犬を捜査中に、
「この犬を探しています。見つけたら連絡ください」
「電話:×××-×××-××××」
なんて、伝えられるのはすごくメリットを感じます。
道を歩く人、全てに声をかけることなど不可能ですから。
AirTag(エアタグ)を実際に使ってみたら(レビュー)
AirTag(エアタグ)が迷子犬探しに使えそう
そう思っても、実際にどうなのかは不安ですよね。
そこでAirTag(エアタグ)を購入して、さっそく実験してみました!
私と暮らす犬3匹の名前は、クロ・茶々・ぼたんです。
私とぼたんが立ち止まり、彼氏にはクロと茶々を連れて、どんどん離れてもらうと・・・。
私のiPhoneには、こんな通知が来ました。
AirTag(エアタグ)の位置を確認するには、iPhoneの「探すアプリ」をタップします。
あらかじめAirTagと紐づけた「探す」アプリ(私のiPhone)には、こう表示されます。
(彼氏のiPhoneには、AirTagを紐づけしていません)
犬のアイコンが二手に分かれて表示されていますね。
下には、位置情報として住所も・・・。
ちなみにこの時、私と彼氏の間の距離は数百メートル以上。
高低差のある場所で、肉眼では、もう姿は見えないくらいに離れています。
離れていった犬たちの位置情報は、私のiPhoneで探知できないのは確実。
ですが、彼氏のiPhoneで受信して、私のアプリに表示されているわけです。
AirTag(エアタグ)は、GPS発信器のように、迷子犬の位置情報を捕捉できる
これを実感しました。
(しかも月額料金はいらない・・・)
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AirTag(エアタグ)の弱点は?
私の実験では、迷子犬の対策に使えそうなAirTag(エアタグ)。
ですが、残念ながら弱点もあります。
【AirTag(エアタグ)の弱点】
- iPhone・iPadなどを持つ人が周囲にいなければ、意味がない
- アンドロイド・スマホの場合は、特定の機種やアプリが必要
繰り返しますが、AirTag(エアタグ)はGPSではありません。
GPS発信器ならば、位置情報の発信・受信システムが強固です。
自らが位置情報を発信し、衛星を中継して、受信機に直接届けていますから。
これに対して、AirTag(エアタグ)。
周囲の「誰か」のiPhoneやiPadを借りて、位置情報を更新する仕組みです。
GPS発信器は、必ず衛星を利用できますが、AirTagの周囲にiPhoneユーザーがいるかどうかは・・・偶然に頼るしかないです。
【AirTag(エアタグ)が使えないシチュエーション】
- 人気の少ない畑ばっかりの地域
- 空いている時期のキャンプ場
- ほとんどの住民が超高齢者の過疎地・村
そんなiPhone・iPadを持っている人が少ない場所では、AirTag(エアタグ)はただのキーホルダーなんですね。
なので、狩猟やキャンプに連れていく犬にAirTag(エアタグ)をつけても、あんまり意味はありません。
そして、アンドロイド・スマホを使っている場合も、機種によっては利用不可(2022年現在)。
NFC搭載型のアンドロイドスマホを選び、専用アプリも使えるかどうか、事前に確認が必要です。
【迷子犬防止グッズ】GPS発信機を選ばない理由
AirTagもいいけど、迷子犬を探すならGPS発信器じゃない?
ひとり暮らしの多頭飼いで、GPSを選ばないのは理由があります
迷子犬防止グッズとして、そもそも最初に考えたのは、実は「GPS発信器」でした。
GPS発信器とは、GPS衛星から送受信した電波を利用して、居場所情報を発信する装置。
犬が自分から離れても、ほぼリアルタイムで現在位置を追跡できるのが魅力です。
浮気調査なんかで、旦那の車にこっそりGPSつけとく・・・なんて、アレですね。
ちなみに今では、ペットや子供の見守り対策のGPS発信器も、いくつも発売されていますし。
でも私にとっては、GPS発信器は大きな問題が二つありました。
【GPS発信器の問題点】
- GPS発信器そのものが高額
- 利用するには月額料金が必要
GPS発信器にも、ピンからキリまであります。
サバイバルゲームなど遊びで、短時間使うならまだしも、本気の捜索ならそれなりの精度がほしい。
ただし高性能なものは、1万円前後から・・・。
ウチには3匹の犬がいますし、毎日の散歩でも使います。
消耗品と考えると、数万円の出費は痛いです。
しかもGPS情報を受信するためには、月額利用料が必要なものがほとんどなのです。
広い牧場で放し飼いするならまだしも、もしもの逃走・捜索に備えるだけなら・・・。
月額料金はちょっともったいない。
結局のところGPS発信器は、私にとっては、初期費用・維持費が高すぎました。
何しろ安月給なので、身の丈にあった方法でないと、ねえ。
AirTag(エアタグ)とGPS発信器の比較
迷子犬防止のツールとして、我が家ではAirTag(エアタグ)を採用しました。
ただGPS発信器の購入も迷ったのが、正直なところ。
私が決める判断材料となった項目で、AirTag(エアタグ)とGPS発信器の比較はこちらです。
【AirTag(エアタグ)とGPS発信器の比較】
比較 | AirTag(エアタグ) | GPS発信器 |
---|---|---|
価格(本体) | 5980円~ | ピンからキリ(1万円以上のものが確実) |
月額料金 | ゼロ | 数百円~1万円以上 |
大きさ | 500円玉くらい | 500円玉台~ピンキリ |
位置情報の捕捉方法 | 近くのiPhone・スマホで位置確認・発信 | GPS衛星を中継して直接発信 |
位置情報の確実性 | 近くにiPhone・スマホがないと無力 | よほど山奥や地下でなければ大丈夫 |
電源 | ボタン電池 | 電池・充電など様々 |
耐久性 | 札幌でひと冬毎日使っても問題なし | ピンキリ |
迷子犬対策としては、金銭的に余裕があれば、GPS発信器の方が確実です。
ただ住宅地や都市部など、「人通りのある場所」に限定するなら、AirTag(エアタグ)で十分。
AirTag(エアタグ)の方が、初期費用も維持費も安いのです。
(GPSも安い製品はありますが、耐久性や性能を考えると、不安があります)
ちなみに2021~2022年にかけて、札幌でひと冬越しましたが、不具合なく使用できています。
マイナス10度以下でも、AirTag(エアタグ)つけて散歩に行っていますが、電池もまだ大丈夫です。
ただAirTag(エアタグ)は、そのままだとコインみたいなものなので、犬に装着するにはカバーが必要。
私が使っているのはこれです(札幌での雪まみれ散歩でも、ビクともしません)!
- 犬を多頭飼いしている
- 一時的に、他人に犬の散歩をお願いする
- 「戻ってこい」のしつけが不十分
そんな状況なら、コストパフォーマンス的にもAirTag(エアタグ)がおススメです。
私は浮いたお金で、犬たちにはちょっと良いドッグフードを買うことにしましたよ!
【まとめ】AirTag(エアタグ)は逃げた犬探しに使える!弱点もレビュー【迷子犬防止グッズ】
かつて私は、大切な相棒だった犬を迷子にしてしまいました。
何とか無事に見つけ出しましたが、もうこんな経験は絶対イヤです。
迷子になっても位置情報を発信するグッズを探したのは、そんな切実な理由があったから。
そして実際に使ってみた感想として、AirTag(エアタグ)はおススメです。
- GPS発信器は維持費が高い
- AirTag(エアタグ)は月額料金もなく、1個6千円ほど
- AirTag(エアタグ)は他人のiPhoneを中継して位置情報を更新
- 他人のiPhoneにこちらのメッセージも表示できる
- AirTag(エアタグ)の弱点は、人がいないところでは無力なこと
山でのキャンプなど、本気のアウトドアでは無理ですが、住宅地・都市部ならAirTag(エアタグ)のコスパは最高です。
迷子になって、不幸な結末になるワンコが一匹でも減りますように。
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