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多頭飼いに向かない犬種や組み合わせで後悔?ピットブルも!犬2匹目で失敗しない選び方
犬同士が追いかけっこしたり、じゃれ合ったりする光景は、本当に癒される・・・。
でも、多頭飼いに向かない犬種や、注意が必要な犬の組み合わせがあることをご存知ですか?
飼い主がひとり暮らしの場合、仕事に出かけてしまうと、家の中にいるのは犬たちだけです。
長いお留守番の間、ひとりぼっちで寂しくないように
これが、私が「おひとりさま」でも犬を多頭飼いする理由のひとつです。
ただそれを実現するために、ちょっと気をつけたことがあります。
それはリスクの高い組み合わせは避けて、同居する犬たちを探したこと。
私は犬飼いとしては素人ですから、避けられるトラブルは、事前に予防したかったのです。
特殊なケアを要する犬種や、玄人好みのクセある犬。
そんな犬たちが私の元で暮らしても、対応できなくて、お互いに不幸になりますからね。
では、多頭飼いに向かない組み合わせとは、どんな犬たちなのかでしょうか。
私自身が獣医さんに相談して、教えてもらったアドバイスを紹介します。
\おなかイッパイ、食べさせてあげたい!/
多頭飼いに向かない犬種や組み合わせとは?
闘争本能が強い犬種(ピットブルなど)
犬種の特性として、「闘争本能が強い犬」は、一般家庭での多頭飼いには向きません。
ちなみに世の中には、闘争本能を高めるために、人工的に作られた犬種があります。
たとえば、ピットブル。
正式名称は、アメリカン・ピット・ブル・テリアといいます。
ピットブルの成り立ちは、ちょっと特殊です。
アメリカで交配を重ねて誕生した犬種ですが、その目的は非合法の闘犬賭博。
より勇敢に、より攻撃的にと変化した経緯があります。
勇敢に・・・って、ねえ
それは言い方を変えると、犬が興奮したとき、飼い主の制御が入りにくいということ。
つまり、衝動的に闘争を抑えられなくなる可能性が高いのです。
深い知識や専門家としての経験がない状態で飼い主になると・・・。
あなた(飼い主)も、犬だって不幸になるよ!ダメ、絶対!
と、かかりつけ獣医さんにきつく念を押されました。
この獣医さんのアドバイスで思い出されるのは、2020年5月に起きた千葉県の咬傷事故です。
それは銚子市の個人宅で飼育されていたピットブルが逃走し、近所の女性と愛犬(トイプードル)に噛みついたというもの。
当時の報道内容を紹介しましょう。
男は自宅内で闘犬種のアメリカンピットブルテリア(体長約1メートル)を飼っていたが、5月15日、玄関を開ける際に鎖などでつないで管理する義務を怠り、逃げ出した同犬が近くの女性(67)の自宅敷地に侵入、腕や腹にかみつき全治約40日の重傷を負わせた疑いがある。女性は10日ほど入院して退院したという。同犬は女性が抱いていた小型犬のトイプードルにもかみつき、数日後に死亡させたという。
出典:「朝日新聞」(2020.7.6)「闘犬種にかまれた女性が全治40日 飼い主を書類送検」
飼い主の女性は重症ですし、愛犬を亡くした悲しみは、簡単には癒えないでしょう。
本当に不幸な咬傷事故でした
嚙みついてしまったピットブルは、まさに闘犬用に飼育されていた犬。
報道によると、飼育環境は十分に整っておらず、狂犬病のワクチンも接種させていなかったそうですね。
そのピットブルはブリーダーの元に戻りましたが、咬傷事故の当事者として、殺処分の可能性もありました。
でもね。
これって、ピットブルのせいでしょうか。
興奮しちゃう、攻撃しちゃう、抑えられない・・・。
そういう特性に進化させられた犬種なのです。
また一方で、襲われたトイプードルのこと。
命を落としたそのときの恐怖を思うと、本当に胸が痛みます。
【チェック!】ピットブルに噛みつかれ亡くなったチワワの事件も・・・(記事後半に詳細あり)
攻撃的になるように交配された犬種は、素人飼い主が多頭飼いするべきではないのです。
威嚇せず、突然かみつく犬(社会性を学べなかった犬)
何の前触れもなく、突然かみつく性格の犬も、多頭飼いには要注意です。
犬たちのコミュニケーションは、通常こんな感じです。
もしイヤなことがあっても、まずは「うなったり」、「吠えたり」、「威嚇したり」します。
噛みつくのは、そのあと。
自分の威嚇に対して、相手の反応を見てからです。
常識のある犬同士や人間が相手なら、
あ、イヤなんだな
と、威嚇された段階で気づいてくれるはず。
それが通じないと感じたとき、身を守ろうとして、犬は「かみつく」のです。
ところが、この「威嚇行動」を取らない犬もいるのです。
それ、イヤだから、やめてくれないかな~
このサインを出さず、いきなりガブっときます。
人間は犬よりどんくさいですからね、逃げる間もなく噛まれてしまうわけです。
もちろん特殊な訓練を受けて、そう行動する犬たちもいます(軍用関連)。
でも家庭犬でも、そんな犬たちは存在するから注意が必要なのです。
たとえば、こんな犬たちですね。
【「噛むよ」サインを出さない犬】
- 生まれてすぐに親元から引き離された犬
- ペットショップのクリアーケースで、赤ちゃんのころから長く過ごす犬
赤ちゃんのうちに、母犬や兄弟姉妹犬から引き離されると、犬社会の常識を学べません。
威嚇するとか、噛みついたら嫌がられるとか、そんな体験をせずに、成犬になってしまうからです。
ちなみに改正動物愛護法(2019年成立)では、子犬や子猫の販売について、生後56日(8週間)まで原則禁止となりました。
この期間は赤ちゃん犬にとって、犬社会の常識を身に着ける貴重な時期だからです。
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大型犬と小型犬の組み合わせ
大型犬がくつろぐそばで、小型犬がじゃれる・・・。
ほほえましい光景ですよね。
YouTubeでも、そんな動画がたくさんあります。
でも「大型犬と小型犬」の組み合わせは、ちょっと注意が必要です。
ひとり暮らしで多頭飼いする場合は、特にリスクが大きい。
獣医さんが教えてくれたのは、ゴールデンレトリーバーとチワワの話でした。
そのご家庭では、ゴールデンレトリーバーとチワワを飼っていました。
ゴールデンは温厚な性格で、チワワは活発で陽気。
二匹は仲良しで、ケンカなんてしたことなかったそうです。
でもある日、事件は起きました。
飼い主に名前を呼ばれたゴールデン。
うれしくて、しっぽをブンっと振りました。
それがいつもの習慣だったのです。
ところがその日、尻尾のすぐ側にチワワがいました。
小さくて軽いチワワです。
ゴールデンの尻尾に、吹っ飛ばされてしまったのです。
チワワは脳震盪を起こして失神。
顔面蒼白の飼い主が、病院にチワワを運んできたそうです。
仲良しだから大丈夫とは、言えない。
いいえ、仲良しだからこそでしょうか。
体格差がある犬同士は、意図しない事故の可能性が高いのです。
大型犬と小型犬を一緒に多頭飼いしたいなら、
- いつも飼い主がそばにいれること
- 何かあったら、すぐ対応できること
これが大事なのです。
「おひとりさま」では、現実的にはちょっと難しいでしょうね。
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多頭飼いに向いているのは、安全な犬種と組み合わせ
犬それぞれに個性がありますし、「絶対に多頭飼いしても大丈夫」な種類はありません。
ただ避けられるリスクは、確実に存在します。
闘争本能を強化された犬種(ピットブルなど)は、やっぱり飼い主にも専門知識が必要。
社会性を学びにくい環境で育った犬なら、1匹で飼って愛情を注ぐ方が無難です。
また「大型犬と小型犬」のような、体格差のある組み合わせも、多頭飼いの難易度は上がります。
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じゃあ、多頭飼いに向いている犬種や組み合わせとは・・・?
【多頭飼いに向いている犬種と組み合わせ】
- 人工的に闘争本能を高めた犬種ではないこと
- 赤ちゃんの時期に、親犬・兄弟姉妹犬と過ごしていた犬
- 体格の近い犬の組み合わせ
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特に「ひとり暮らし」で多頭飼いするなら、これは最低条件だと感じています(実体験)。
ペットの犬たちが安全に暮らせるかは、飼い主の対応次第ですものね。
「おひとりさま」なら、飼い主の身体はひとつ。
犬とずーっといっしょに過ごすのは、物理的に無理なのです。
飼い主が対応できないような、明らかに「危険」とわかる組み合わせでは、犬の多頭飼いはするまいと考えています。
それで、うちは小型犬が3匹です。
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