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洋服は犬にとってストレス?犬に服を着せる理由は飼い主のエゴだけじゃない!意外なメリットも
服を着せられるのは、犬にとってストレスじゃない?飼い主のエゴでしょ?
オシャレ以外にも、犬に服を着せるメリットはあるんです(体験談)
YouTubeやInstagramでは、ペットの投稿を多く見かけます。
我が家では犬を3匹飼っていることもあり、私はついワンコたちの画像に目が行きます。
ハロウィンの仮装をしていたり、ヒラヒラのお嬢様風だったり。
洋服を着ている犬たちも多いですよね。
犬に洋服を着せるなんて、飼い主のエゴじゃない?
犬はストレスなんじゃないの~?
そんな意見もありますし、私も普段は、ウチの犬たちには服を着せません。
そもそも自分が犬と暮らす前は、「犬に服を着せる」ことに、あんまりいい印象はなかったのです。
でも、今となってはわかります。
「犬に洋服を着せる」とき、切実な事情が背景にあったりして・・・。
オシャレや飼い主の自己満足とは別に、犬に服を着せる理由。
実体験から、そのメリットと注意ポイントをまとめました。
\おなかイッパイ、食べさせてあげたい!/
服を着せられたら、犬はストレスを感じるのか
服を着せられることについて、犬自身はストレスに感じているのか。
実は、はっきりわかっていません。
犬のストレスを計測する方法自体が、そもそも研究途中です。
2017年に大阪府立大学にて、犬のストレス状態をリアルタイムに解析する手法を開発。
これは世界で初めての快挙で、大きな話題になったほどでした。
心拍変動の時間領域指標による犬の自律神経活動評価に成功。
短時間のサンプリングでの評価が可能なため、犬の状態をほぼリアルタイムで把握することが可能になった。
人為的な安静あるいは緊張状態においた犬の心拍情報から、安静あるいは緊張といった「犬の心の状態」を評価することができた。
出典:大阪府立大学(2017.2.20)「世界初!犬のストレス状態をリアルタイムに評価する解析手法を開発」
犬たちと人間語で会話できれば、話が早いのですが・・・。
服を着るの好き?
キライ
でもまあ、わざわざ聞くまでもないような気がします。
我が家の犬たちに限定すれば、服を着せられるのを嫌がる雰囲気。
少なくとも、歓迎はしていません。
ただし!
ある条件下では、服を着せても嫌がりません。
また犬たちが迷惑がっても、服を着せるメリットの方が大きいケースがあるのです。
犬に服を着せるメリットとは?
寒さ対策
私(ひとり暮らし)と犬3匹が住んでいるのは、北海道です。
道内では雪が少なめの地域ですが、11月から翌年3月までは積雪です。
(春・夏・秋・初冬・真冬・雪解けで、四季ではなく六季ですね)
そしていっしょに暮している犬たちは、小型犬。
しかも胴長短足です。
つまり、おなかと地面の距離がとっても近い。
なので、冬に散歩に行くときは、防寒着を着せています。
雪道を歩くと、雪にこすれて腹部が赤くなったり、おなかが冷えて下すからです。
あるいは、雪玉まみれに・・・。
またスムースで毛足の短い犬は、首が冷えます。
我が家の場合は、茶々がそのタイプ。
そこで冬に限っては、ネックウォーマーを着用しています。
夏なら嫌がって自分で取るのですが、冬場はつけっ放し。
茶々自身、「なんか、あったかい」と感じているのでしょう。
それから高齢になれば、体力が落ちたり、体温調節に難儀する犬もいます。
彼らにとっては、体温が低下しやすい睡眠中に、パジャマを着るメリットがあるとも聞きました。
手術や病気治療中の患部を保護
傷口や患部を保護したいときに、犬に着せる服もあります。
たとえば避妊手術の後や皮膚炎の治療中に使う、こんな犬の保護服をご存知ですか。
この写真で着せている保護服は、エリザベスウェアという商品。
犬のストレスを最低限にして、患部を保護するために特化していて、こんな特徴があります。
【エリザベスウェアの特徴】
- 腹部が縫い目のない布で覆われている
- マジックテープは背中にあり、犬の鼻先が届かない
- 肩ひもが背中でクロスする設計で、脱げにくい
- 陰部は開いているので、脱がずに排泄できる
余談ですが、このエリザベスウェア。
我が家では、冬服の下着としても重宝しています。
ウチのクロやぼたんは、長毛です。
冬服から毛がはみ出して、雪玉がついてしまうのですが・・・。
エリザベスウェアで、長い毛をうまく収納するわけです。
ちなみに、かつて患部保護の手段で主流だったのは「エリザベスカラー」でした。
エリザベルカラーとは、ペット(犬猫)が治療中の患部を舐められないように、行動を制限するもの。
確かに鼻先は患部に届きませんが、視界をさえぎられたり、モノにぶつかったり・・・。
犬猫にとっては、ストレスになるでしょう・・・ね。
ケガの予防
犬同士の激しいガウガウ遊びで、ケガを予防するために、犬に服を着せるケースもあります。
例えば、ドッグランに遊びに行ったとき。
運が良ければ、よその犬たちと遊べますよね。
我が家の犬たちも、ドッグランに行くと、嬉々として追いかけっこを始めます。
盛り上がってくれば、取っ組み合いのようになり、それがまた楽しそうなんです。
でも体格差があったり、犬同士の付き合いが苦手の犬が相手だと、うっかり強く噛まれる(噛んでしまう)こともあるでしょう。
そのときに深いケガにならないよう、バンダナなどを犬の首元に巻いたり、洋服を着せるのも選択肢です。
・・・という話を、ドッグランで知り合った紀州犬の飼い主さんに教わりました。
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小柄で活発、怖いもの知らずのワンちゃんの場合、他の犬にまとわりつき、追い払おうとした大型犬が甘噛みする。
こんなときの「うっかり噛みすぎ事故」を防止してくれるというわけです。
抜け毛の予防
犬連れでよそのお家に出かけたり、飼い主といっしょにカフェに行くようなときの話。
抜け毛が散らばらないように、犬に洋服を着せる飼い主さんも見かけます。
犬が苦手なひとがいたり、ソファーやラグなどが毛だらけにならないためにとの配慮ですね。
どこでも犬を連れて行くべきでない
そんな意見もあるでしょう。
私も、それには一理あると思います。
でも一方で、犬も人間社会の中で暮らしているわけです。
犬は、家族であり、大好きな飼い主といつでも一緒にいたい。
飼い主が出かけるなら、自分もついて行きたい。
その行き先が「犬OKのカフェ」だったりするのです。
どこでもとは言いませんが、犬と人間が共有するパブリックスペースがあれば、とっても暮らしやすいし楽しいです。
そこへ出かけるときのマナーとして、
犬に服を着せる
これは、現状としてはアリだろうと感じています。
【チェック!】北海道で犬2匹と泊まれるホテル8選!ドッグラン付き宿に厳選して解説【2022最新】
犬に洋服を着せるときの注意ポイント
状況によっては、犬にとっても、洋服を着ることにメリットはあります。
でもやっぱり人間とは違いますから、注意が必要なポイントを紹介しますね。
犬にとって、ストレスになっていないか
明確に測定できないとはいえ、服を着せることは、犬にとってストレス原因のひとつでしょう。
そもそもは、犬には毛皮があります。
服を着ることは、当たり前ではありません。
子犬の頃から慣れているなら別ですが、成犬になってからでは違和感が大きそうです。
- 服を脱ごうともがき続ける
- 前足を舐め続ける
こんな行動があれば、犬は強いストレスを感じているかもしれません。
初めて服を着せるときは、短時間にして、徐々に慣れさせていくのが得策です。
そしていつもと違う行動や嫌がる素振りがないか、こまめに観察したいものです。
体温調節ができているか
犬は、そもそもは「服なし」で体温調節をしています。
その能力を超えるような環境だったり(雪が積もった道など)、体力が落ちているときに(高齢や病気など)、服を着せて保温するわけです。
一方で元気なときや、暖かい部屋で過ごしているとき。
服を着ていると、犬は体温調節ができずに、体調を崩すときがあります。
ちなみに犬は汗腺が少なく、ほとんど汗をかきません。
熱中症には、特に要注意です!
静電気の被害
乾燥する冬場は特に、犬の毛で静電気が発生します。
人間でもそうですが、犬でも、静電気の「バチっ」は痛いです。
我が家だと、毛足の長いクロが特に辛そうですね。
犬に服を着せることで、静電気を助長する可能性があることは、無視できない注意点です。
強い静電気が発生しやすいとされるのは、「ポリエステルとウール」の組み合わせ。
犬の毛は、獣毛ですから「ウール」に組成が似ています。
一方でポリエステルは、発色がキレイで、手入れもしやすい素材です。
犬の洋服にも多く使われていますので、ぜひ材質チェックをおススメします。
犬に服を着せるのは飼い主のエゴだけではない!犬のストレスとメリットの狭間で…
犬に洋服を着せるかどうかは、基本的には飼い主の好みです。
飼い主のエゴと言われても、反論はしにくい。
犬の意見はわかりませんが、まあ、大賛成ではないでしょう。
元々、毛皮を持っていますからね。
洋服を着せられると、犬は多少なりともストレスは感じると想像します
ただ状況によっては、犬を守ってくれるのも、また「服」なのです。
- 寒さから身を守るとき
- ケガや病気の治療中
- ケガを予防する
- 飼い主とお出かけするとき
目的や状況に合わせて、おしゃれ目的だけでなく、犬の服を活用していきたいなと思っています。
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