天然記念物指定犬 of 北海道犬保存会-北海道犬

北海道犬はどうして天然記念物指定犬になったのですか

北海道犬は狩猟犬でありますが、優秀な獣猟犬であるという事が昭和の始め頃に本州の畜犬商の中で広まり北海道犬を本州に連れて行くようになりアイヌ犬を愛好する人々は、この状態を見て北海道犬を保護しなければ絶滅するという 危機感を持ちアイヌ犬保存会(昭和八年十一月)を設立し保護に乗り出しました。

 昭和十二年十二月に天然記念物に北海道犬が指定されましたが絶滅寸前でありました。

 その他に天然記念物に指定されている犬は秋田犬(昭和六年七月秋田地方)、甲斐犬(昭和九年五月山梨地方)、越の犬(昭和九年十二月富山、新潟、石川地方)、紀州犬(昭和九年五月和歌山、三重地方)、柴犬(昭和十一年十二月鳥取、岐阜、長野地方)、土佐日本犬(昭和十二年六月高知地方)の七種犬が天然記念物に指定 されております。

 北海道には天然記念物に指定されている動物は特別天然記念物の丹頂鶴、マリモを始めとしてクマゲラ、オオワシ、オジロワシ、北海道犬等その他があります。
 これらの天然記念物の中で北海道犬を除くものは全て人間によって人為的な影響を受ける事も無く自然の中で棲息しております。
その中で北海道犬は人間と非常に深い関わりがあり、人為的に幾らでも改良することが出来る状況下にあります。

 しかし、何千年の昔から今日まで、その姿に変化も無く、また改良もされず原始の姿そのままで原種犬として保存されて来ている文化遺産である北海道犬の特質、特徴を失うことなく後世に伝えて行くことは大変重要な事業であります。







北海道犬の優れた狩猟(獣猟)性能を保持するために標準体型を昭和29年4月に制定し、北海道犬の作出(繁殖・飼育管理)の大きな指針としております。

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